子育てコラム

保育園や幼稚園の先生には、どう接したらいい?
~敬う気持ちを忘れず、フレンドリーなお付き合いを~

子どもが保育園や幼稚園に入ると、園の先生方と会話を交わす機会があります。我が子のためにも、先生とはできるだけ良好な関係を築きたいものです。

そこで、保育園や幼稚園の先生と上手にお付き合いをするためのコツをご紹介します。

●親しげに会話を交わしながらも、尊敬の念を忘れないことが大切

保育園や幼稚園の先生は、ママやパパよりも年齢が若くて話しやすいので、友だちのように親しく会話をしている人もいるかもしれません。それはとても良いことなのですが、つい「年下だから」と思って上から目線の言い方をすると、先生から嫌われてしまうこともあります。

保育園や幼稚園の先生とは、フレンドリーなお付き合いをしながらも、常に尊敬の念を忘れないことが大切です。また、若い先生のことを「ちょっと頼りない」と感じるママも多いですが、だからといって子どもの前で「あの先生、本当に大丈夫かしら?」などと口走るのはNGです。

親の発言によって子どもが先生に懐かなくなってしまうこともあるかもしれません。子どもには常に「いい先生」のイメージを持たせてあげて、その上で親が先生と上手にコミュニケーションをとることで、円満な園生活を送ることができるでしょう。

●連絡帳のやり取りで、信頼関係が育まれる

保育園や幼稚園の先生とコミュニケーションを図るために、とても大切なツールが、「連絡帳」です。子どもが登園するときには毎日連絡帳を持たせますが、保護者が毎日きちんと連絡帳に書き込んでいると、先生も我が子のことをしっかりと意識してくれるようになります。

仕事で忙しいと、つい「今日は何も書かなくてもいいかな」と、そのまま出してしまうこともあるのですが、できるだけこまめに書いて先生とコミュニケーションをとりましょう。

●ときには子育ての悩みを相談することも

子育て中は、「○○ちゃんとケンカをしてしまった」「子どもがお弁当を残してしまう」など、ほんの小さなできごとでも悩んで迷ってしまうものです。そんなときは、先生に悩みを相談することで、コミュニケーションが深まることもあります。

また、朝晩の送り迎えの挨拶も意外と重要です。朝は笑顔で「よろしくお願いします」と挨拶し、夕方はたとえ疲れていても、「ありがとうございました」ときちんと頭を下げましょう。挨拶は一瞬のできごとですが、思った以上に人の印象に残るものです。

●保護者会での親の態度も見られている

保育園や幼稚園では定期的に保護者会を開きますが、そのときの態度にも気をつける必要があります。ママやパパが足を組んで偉そうに座っていたり、下を向いて寝ていたりすると、園の先生方はその姿をよく見ています。

この親御さん子育てに関心がないなと思うと、それなりの扱いを受けてしまうこともあるので、くれぐれも保護者会ではきちんとした態度で臨みましょう。

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