子育てコラム

パパは子育てを
楽しんでいますか?
~今しかない子育て期、ぜひパパも一緒に~

毎日お仕事で忙しいパパ。残業が続いたりすると、家に帰ったらもうヘトヘトというときもあるでしょう。でも、一生の内にお子さんと密にかかわれるのは、せいぜい小学生の頃まで。その間に、できるだけたくさんの思い出を作っておきたいですね。休日などを利用して、ときには家族でお出かけをしたり、ママが家事をしている間にパパとふたりで散歩に出かけるのもいいでしょう。

「イクメン」という言葉がブームになっていますが、かつては威厳高く怖い存在だった父親が、子どもの目線に降りてきてコミュニケーションできるようになったのは、とても素晴らしいことです。"高い高い"や"肩車"など、パパにしかできない刺激的な遊びもたくさんあります。ぜひ週に一度くらいは、イクメンタイムを作ってあげたいものですね

●わが子とのふれあいは、パパにとっても最高の癒やしタイム
家族のために毎日仕事に励むパパにとって、帰宅したときに見るお子さんの笑顔ほど可愛いものはないですね。お子さんにとってもまた、パパが遊んでくれる時間はとても刺激的で、楽しいものです。細かい気配りをするママと違って、パパは高い高いや肩車、追いかけっこなど、大胆な遊びを通してお子さんと触れ合ってあげましょう。

パパの肩より上の高さから見る景色は、きっと大きくなってもお子さんの心に刻まれているに違いありません。また、お子さんが起きているときに帰宅できたときは、一緒にお風呂に入ってあげるのもいいですね。

0歳のお子さんの場合は泣かれたり、怪我をしないようにと気を使うかも知れません。でも、パパがお風呂に入れてあげることでママも家事に専念でき、パパはお子さんとの貴重なスキンシップの機会にもなるでしょう。

●たまにはお弁当を持って、公園や遊び場に出かけてみては?
パパのお仕事に余裕があるときは、家族みんなでちょっと遠くにに出かけて、いい景色や空気に触れてみてはいかがでしょうか。いつもは遊んだことがない遊具や、見たことがない植物などに出会うと、お子さんも大喜びするでしょう。ふだんお子さんとずっと接しているママにとっても、いい気分転換になります。

遠出をするなら、おにぎりとおかずをお弁当箱に詰めて、自然の風を感じながら外でご飯を食べるのも楽しいですね。ママが仕事や家事で疲れ気味なら、無理をしないでコンビニのお弁当でもよいでしょう。

大切なのは、家族みんなで楽しく過ごすこと。手作りにこだわり過ぎてママの笑顔がなくなってしまうより、できる範囲の努力をして、あとは親子で思いっきりひとときを楽しむことに専念しましょう。

●こんなときには、やっぱり"パパのチカラ"が必要
生まれて初めて妊娠や出産を経験するママにとって、子育ては不安と心配の連続です。地域のコミュニティーが希薄な現代では、相談相手も少ないのが現実でしょう。

そんなとき、一番身近でママの気持ちを受け止めてくれるのは、やはり人生のパートナーであるパパかも知れません。「今日お隣のお友だちとこんなことがあって、とても大変だったの」とママから愚痴をこぼされたとき、「疲れてるのに、そんな話をしないで」と思わず言ってしまいがちです。

でも、そこはグッとこらえて、たとえアドバイスはできなくても話だけは聞いてあげましょう。ママ自身も、きっと自分で解決しなければならないことはよく分かっているはず。熱心に聞いてくれたことで、ママはパパに心から感謝し、夫婦の関係もうまくいくこと請け合いです。

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