子育てコラム
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一緒に遊びに行ったり、悩みを語り合ったり、ときには子どもを預け合ったり。子どもが小さい頃、近所のママ友の存在はとても大きいものです。
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「独身時代とは違うお付き合いの難しさに悩んでいる」なんていうことはありませんか?ただ気が合うからという理由で一緒にいた友達とは、出会いのきっかけも付き合う意味も違うのが、ママ友なのです。親しき仲にも礼儀あり。お付き合いのマナーをきちんと守って、子どもの成長を共に喜べるママ友と長く良い関係を築きましょう。
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●まず自分から声をかけてみましょう
産院、公園、児童館と、ママ友と出会えるチャンスはいっぱいあります。たとえば近所の公園のブランコで遊んでいるときや、検診の待ち時間など、同じような年齢のお子さんがいたら、恥ずかしがらずに声をかけてみましょう。 -
「自分から声をかけるのは、ちょっと」という場合は、子育てサークルに入会したり、子育てネットでコミュニケーションをとりながら友達になって行く方法もあります。
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ネットでのコミュニケーションは、子どものお昼寝タイムに自宅にいながら悩みを語り合ったり、子育てグッズを交換したりできるのでとても便利です。 子育ての悩みは、ひとりで背負わずに誰かに話してしまうと、「なぁんだ、たいした悩みじゃなかったのね」と、グッと気持ちが楽になりますよ。
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●預けるマナー、預かるマナー
ママ友同士のお付き合いで一番助かるのは、子どもを預け合える点ですね。上手に預けたり、預かったりできれば、美容院や歯医者さんなどにも安心して出かけられます。子ども同士も楽しく遊べるので、一石二鳥といえるでしょう。 -
預けるときは、おやつや昼食などをどうするかを、ざっくばらんに聞いてしまうのも一案です。「一緒に食べさせるわ」と言ってくれる場合、そうでない場合といろいろなので、臨機応変に対応しましょう。お菓子を持たせる場合は、相手のお子さんのアレルギーの有無なども知っておくとベストです。
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預かるときも同様、ママ同士の話し合いで、その都度決めて行くのがトラブルを作らない最良の方法でしょう。何より大切なのは、ママ同士がマナーを守りつつ本音でコミュニケーションすることです。
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●子育て応援企画を賢く活用
最近は地方自治体や企業、生協などで、子育て支援活動も盛んに行われています。ママ友を誘ってそういった企画に積極的に参加してみると、子育てを通してさまざまな発見ができ、自分自身も成長することができるでしょう。 -
独身時代と違い、行動範囲が極端に狭くなる子育て生活では、こういった支援をうまく活用するのはおすすめです。「ちょっと敷居が高くて」と、ついつい思ってしまいますよね。でも、催しによってはママ&キッズのために至れり尽くせりで考えてくれたりするので、参加してみると意外と楽しいかも知れません。
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子どもと二人きりでいると、どうしても途絶えがちになってしまう社会とのふれあい。まずは身近な所から世界を広げて行くのもひとつの方法ですね。