マタニティコラム

出産のとき、産院には何を持っていったらいい?
~入院中に必要なもの、あると便利なもの~

いよいよ出産というときに、産院にはいったい何を持っていったらいいのでしょうか。入院中に必要なもの、あると便利なものをご紹介しましょう。

●入院の準備はいつ頃までにやっておいたらいい?

入院の準備は直前でも構わないのですが、出産間際になると精神的に落ち着かなくなる人も多いので、できれば妊娠36週目に入る前までに準備しておくといいでしょう。一度に揃えるのではなく、買い物はパパに手伝ってもらうなどしながら、少しずつ揃えていくと無理がありません。

●出産で入院する際に必要なもの

出産で入院する際に必要になるのは、以下のようなものです(病院で用意してくれるものは持参する必要がないので、前もって確認しておきましょう)。

荷物はひとつにまとめるよりも、「分娩用」「入院用」「退院用」の3つのバッグに分けておき、出産時には分娩用と入院用のバッグだけ持って出かけた方が便利です。分娩時には分娩用のバッグを側に置いて出産に臨み、退院時のバッグは入院中にパパに持ってきてもらうといいでしょう。

<分娩用バッグ>※マザーズバッグなどが便利
診察券、母子手帳、必要書類、印鑑、筆記用具、パジャマ(レンタルがおすすめ)、スリッパ、お財布、フェイスタオル、スマホ&充電器、ビニール袋、飲み物(500mlのペットボトル1~2本)、必要に応じて箸・スプーン・軽食など

<入院用バッグ>※キャスター付きのスーツケースなどが便利
産褥ショーツ(3枚程度)、肌着(2枚程度)、産後用ブラジャー(3枚程度)、パジャマ(2枚程度/レンタルがおすすめ)、靴下(2枚程度)、母乳パッド(5セット程度)、骨盤ベルト、スキンケア用品、ヘアケア用品、歯磨き・洗面用具、シャワー用具、フェイスタオル、バスタオル、授乳用ハンカチ、カーディガン、イヤホン、下着をパパに持ち帰ってもらうとき用のバッグ、爪切り、現金(3~4千円+小銭)、シャワーに行くときに使うビニールのトートバッグなど

<退院用バッグ>
赤ちゃんのカバーオール、おくるみ、肌着、オムツ、ベビー用爪切り、退院用の自分の服

●パジャマはレンタルを利用する方が便利

産院では出産後すぐにパジャマを着ますが、その後しばらくは悪露などでパジャマが汚れることも多く、その度にパパや実家の親などに洗濯を頼むのもなかなか大変です。産院でパジャマを借りられるようなら、多少お金がかかってもレンタルすることをおすすめします。

●「あって良かった」と思えるのは、こんなもの

出産後は足がむくむことも多いので、マッサージクリームがあると自分でマッサージをして、むくみのケアをすることができます。季節にもよりますが、産院の病室は空気が乾燥している場合が多く、ハンドクリームもあった方がいいでしょう。